元気で自由な生活を送りたい!
というのが基本的な将来の希望なんですが、年をとってから家族(子ども)に迷惑をかけないためには
ある程度高齢者向けのサービスがある住宅に住むのが理想なのかな?と常々思っています。
前からなんとなく考えてるのは、テレビでたまに見かける、外観は普通のマンションみたいで、
部屋の作りもまぁ多少狭いにしろ、マンションとさほど変わらず、
なんだけど
なにかあったら非常ボタンを押せば誰かが来てくれるとか、
食堂などの共有設備があって、食事なんかも頼めばそこで1食いくらで食べることができるっていうやつ
そういうタイプのところで自由に暮らしたいんですよねぇ。
自炊や外食はもちろんOKで、自分の部屋にもバスルームやキッチンももちろん完備というような・・・。
あれってなんて言うんだろう??
やっぱめっちゃ高いのかな?
と思って色々調べてみると
基本的にはサービス付き高齢者向け住宅というものでした。
いわゆる「サ高住」というやつ。
サ高住というのは民間の施設で、自立した健康な方や、介護度が軽度な高齢者向けの施設のこと。
サービスの内容は個々の施設によって異なり、食事サービスはないところも。
一方で新聞広告などでよく見かける、自立~要介護の人専門の施設は「有料老人ホーム」の場合が多いです。
※注※ 介護不要な健康な方を対象とした健康型有料老人ホームという施設もあります。
有料老人ホームは基本三食付きで、キレイなお部屋で、とぉっても高そうなやつ、よく新聞広告で見るよね
サ高住とか有料老人ホームとか・・・高齢者向け施設にはどんな種類があるの?
そもそも高齢者専用の施設といえば、以前は老人ホームが主流でした。
老人ホームと一口にいっても、大まかに4種類に分かれているのよ。
老人ホームはその基本的性質によって以下の4つに分類され、それぞれ法律で定められ、規制されています。
- 特別養護老人ホーム
- 養護老人ホーム
- 軽費老人ホーム
- 有料老人ホーム
サ高住と合わせて一覧にすると以下のとおりです。
特別養護老人ホーム | 養護老人ホーム | 軽費老人ホーム | 有料老人ホーム |
サービス付き高齢者向け住宅
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根拠となる法律 | 老人福祉法第20条の5 | 老人福祉法第20条の4 | 社会福祉法第65条 老人福祉法第20条の6 |
老人福祉法第29条 | 高齢者住まい法第5条 |
基本的内容 | 要介護高齢者のための生活施設 | 環境的、経済的に困窮した高齢者の施設 | 低所得高齢者のための住居 | 高齢者のための住居 | 高齢者のための住居 |
主な設置主体(運営者) | 地方公共団体 社会福祉法人 |
地方公共団体 社会福祉法人 |
地方公共団体 社会福祉法人知事許可を受けた法人 |
限定なし(民間企業中心) | 限定なし(民間企業中心) |
対象となる人 | 65歳以上の者であって、 て、身体上又は精神上 著しい障害があるため に常時の介護を必要と し、かつ、居宅において てこれを受けることが困 困難なもの |
65歳以上の者であって、環境上及び経済的理由により居宅において養護を受けることが困難な者 | 身体機能の低下等により自立した生活を営むことについて不安であると認められる者であって、家族による援助を受けることが困難な60歳以上の者 | 老人(年齢的な限定はない) ※老人福祉法上、老人 に関する定義がないため |
次のいずれかに該当する単身・夫婦世帯60歳以上の者
要介護/要支援認定をを受けている60歳未満のもの |
(参考:厚生労働省 高齢者向け住まいについて)
この表を見てわかるように、特別養護老人ホームと養護老人ホームは名前は似ているけれど全くの別物なんですね。
特別養護老人ホームは介護を必要とする人が介護を受けながら暮らす公的な施設です。
一方、養護老人ホームは介護施設ではなく、経済的などの理由で在宅で生活できない高齢者が暮らす公的な施設です。
具体的な例は、アパートの立ち退きにあって住む家がなくなった場合に、役所に申請して認められれば入所できるという福祉施設ですね。
このうち、どんどん増えているのが右の二つ。
有料老人ホームとサ高住です。
いつもテレビで見ていいなぁって憧れていたのはこのサ高住タイプだったのねぇ
サービス付き高齢者向け住宅と老人ホームの違いは何?
サービス付き高齢者向け住宅は、2011年に法律(高齢者住まい法)によって設定された高齢者向けの住宅施設です。
それまでは高齢者向け住宅で民間が事業を行っているのは有料老人ホームだけでしたが、高齢者の増加によるニーズに応えるために新たに定められ、サ高住の件数はどんどん増加しています。
サ高住で提供されるサービスは施設によって異なりますが、法律によって必ず提供しなくてはならないとされているのが
- 安否確認
- 生活相談サービス
です。
サ高住の費用については、基本的には一般の賃貸住宅契約と同じように入居時に敷金相当額を支払い、その後は毎月の家賃と管理費やサービス利用料を支払っていく形式のものが多く、賃料も周辺の賃貸住宅の相場に連動していることが多くなります。
なので、老人ホームに比べると入居時の費用がかなり抑えられます。
有料老人ホームの場合は、入居時に施設利用権の形でそこに居住してサービスを受ける権利を購入することになります。
入居時には数百万~豪華な施設の場合は億という費用がかかるところも。
有料老人ホームは大きく分けて以下の3つの種類に分かれます。
- 介護付き有料老人ホーム・・・介護を必要とする高齢者に介護サービスを提供する施設
- 住居型有料老人ホーム・・・健康(自立)~要介護まで受け入れは施設により異なる
- 健康型有料老人ホーム・・・健康な方を対象にした老人ホーム
有料老人ホームの場合は特に介護型であれば、将来介護度が高くなってもそのままサービスを受けながらそこで暮らすことができます。
住宅型の場合も、地域の訪問介護の介護サービスや併設されているサービスを利用しながら、ホームでの生活を継続することが可能です。
それに対し、サービス付き高齢者向け住宅の場合は、基本的に自立した高齢者向けの賃貸住宅という位置づけです。なので要介護度が高くなった時には、そのまま住み続けることができなくなるケースも出てくる可能性もあります。
ただサービス付き高齢者向け住宅でも、入居可能な介護度は施設によって様々です。
介護施設を併設しているところもあり(介護型サ高住)入居時にどの程度の介護度までなら住むことができるのか、入居時にしっかりと確認することが必要となります。
介護型サ高住の場合は、有料老人ホームと同じく施設利用権方式となるところがほとんどで、入居にかかる費用も多くなる傾向があります。
サ高住の特徴(有料老人ホームとの比較)
※入居時の費用がさほどかからない※
資料請求サイトで色々見てみたけど、豪華な共用設備があるところは、
有料老人ホームとなっているところが多かったよ。
入居時に少なくとも1000万以上かかるところも普通だよね。
でも最近ではサ高住も新しいところがどんどんできていて、入居時は敷金しかかからないけど
大浴場や食堂、ジムなど十分な共有設備があるところもあるんでしょ?
うん、ホントわたしの理想はそういうところなんだよね。
敷金しかかからないのなら、もし住んでみて自分に合わないって思ったら気軽に移れるしねぇ・・・。
※要介護度が変わると住めなくなるケースもあるのでしっかり確認が必要※
でもさ、元気なうちにサ高住で暮らしたはいいけど、万一介護が必要になったときに
介護の程度によってはそこで暮らせなくなることもあるんだよね?
できればある程度介護が必要になっても住み続けられるところが理想かな。
しっかり調べてお金も貯めないとね!
なごみのまとめ
サ高住はどんどん増えていて自立~要介護まで受け入れるような施設も多くなっている。
一般的なサ高住は入居時は敷金だけ(もしくは無料)で、月々の賃料とサービス利用料を支払っていく。
元気な場合はこれが一番
介護付き有料老人ホームと同じく、介護を受けられる施設として都道府県から認定を受けた介護型サ高住と呼ばれる施設もある。
介護型サ高住の場合は、万一要介護となった場合もそのままその施設で介護サービスを受けながら暮らすことができるというメリットがあるが一般のサ高住に比べると費用がかかることが多い。
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